2019年8月5日

屋久島へ調査に行ってきました


4回生の木谷です。

7月31日から8月2日の日程で、4回生の長野くんと鹿児島県屋久島へ調査に行ってきました。調査の内容は、
731日→ウミガメの産卵観察会に参加
81日→白谷雲水峡の登山口で聞き取り調査、白谷雲水峡の観光
82日→午前中は荒川登山口・淀川登山口で聞き取り調査午後からは町役場にて今後の調査の打ち合わせ
というものでした。
3日目の午後からは栗山教授にも来ていただきました。


1日目のウミガメ産卵観察会は、私(木谷)の卒論研究の一環として参加しました。観察会の進行や説明の内容について、実際に参加することで詳しく知ることができました。7月末になるとウミガメの上陸数が減り、観察できないことも多いそうですが、私たちは運よく1匹のアカウミガメの産卵と、孵化した子ガメたちに遭遇することができました。

2日目と3日目の登山口での聞き取り調査は、長野くんの卒論研究の一環として実施しました。現地で協力金を集められている方々を対象に行い、協力金の集め方や現状の問題など、実際に現地で働いていないと分からないようなことを聞くことができ、大変貴重な機会となりました。
2日目は時間に余裕があったため、聞き取り調査が終わった後に白谷雲水峡を観光しました。往復4時間という険しい登山でしたが、私たちの最終目的地である太鼓岩からの景色はとても素晴らしかったです。



最終日の町役場での打ち合わせの頃には、初日から屋久島に滞在している私たち学生はクタクタの状態でしたが、町役場・環境省の方々のご意向やご意見を直接聞かせていただくことができ、とても有意義な打ち合わせとなりました。
今回の調査内容を踏まえて、より良い卒業論文を執筆していきたいと思います。


最後になりますが、インタビューに協力してくださった協力金の係の方々、私たちとの打ち合わせのために貴重なお時間を割いてくださった町役場・環境省の方々、そして諸費用を支援してくださった栗山先生に御礼の言葉を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。


白谷雲水峡登山口